2023-01-18

Firestorm 最新版(6.6.8 (68380))リリースされるも...(vcruntime140_1.dllがない場合の解決法)

 備忘録的な投稿です。

 Firestorm の最新版(6.6.8 (68380))がリリースされたので、MacOS、Windows、ubuntu にそれぞれインストールしました。

 MacOS版とubuntu(linux版)のインストールと起動は問題なくできたのですが、Windows版をインストール後、起動しようとしたら次のようなエラーが。

 【VCRUNTIME140_1.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません。プログラムを再インストールすると、この問題が解決する可能性があります。】

 あー、dllファイルかー。それは大事だね。

 実は私、Windows10 を最近再インストールしたんです。クリーンインストール。おそらくそれが原因です。


 この「vcruntime140_1.dll」は、Firestormのためだけにあるファイルではなく、Microsoftの他製品を含む WindowsOS 自体に必要なファイルです。

 この場合、考えられる解決策はふたつ。

 ① vcruntime140_1.dll ファイルを単体でインストールする

 ② Visual C++ 再頒布可能パッケージ をインストールする


 ①の場合は、dll ファイルを保存するディレクトリ(フォルダ)を自分で選ぶ必要があるため、私は②の方法を選びました。

 以下に手順を書いておきます。


 1)Microsoft公式サイトから最新のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードする。

  英語版ですがまったく問題ありません。ここからダウンロードできます。X64 のものを選べば間違いありません。

 2)もし、古いバージョンの Microsoft Visual C++ がインストールされていたら、アンインストールする。

  まれなケースかと思いますが、古いバージョンのファイルが破損している可能性もありますので、念のためアンインストールしておけば安心です。(絶対ではありません)

 3)ダウンロードした .exeファイル(インストーラー)を実行する。


 これによって vcruntime140_1.dll がインストールされます。特に設定等も必要ありません。

 同じ症状でお困りのかたはこれで解決できるはずです。


※この vcruntime140_1.dll ファイルがない、あるいは破損していたとしても、これまでのバージョンのFirestormは使い続けられますし、再インストールと起動も問題なくできます。最新版(6.6.8)の起動時に問題が生じます。その理由までは突き止めていません。